自然素材+性能と暮しやすさ

構造計算

2020年08月04日

設計の仕事ですが、木造建築物における構造計算について

 
梅雨も明け、連日30度超えの夏日を記録していますが、いかがお過ごしですか?
水分補給をしっかり取って、くれぐれも熱中症には気を付けていきましょう。

弊社は昭和52年9月にサッシ・ガラスの会社として創業し、地元に根差した営繕・リフォーム工事を主体として昭和64年に工務店化しました。その後松下電工(現パナソニック)のリフォームFC「リファイン」に加盟し、リフォーム専門店としてキッチン・お風呂・トイレなど水回りを中心に、増改築を行ってきました。

当時は、自社大工も5~6名在籍し、営業・サポートスタッフも5~6名いて、とても賑やかな事務所だったなぁと記憶しています。短工期のモノが多く、現場の回転率が速いので、打合せ・工事段取り・着工・完成・集金ととても忙しい毎日でしたが、生コンや木材を運んだりしながら、職人さんに現場のイロハを沢山教えて貰ったことは、とても勉強になりましたし、今の仕事のベースになっています。

その後、建築士の資格を取得したのを機に、9年前から一級建築設計事務所を立ち上げたわけですが、元々は工務店なので工務店+設計事務所という形で今現在営業しております。お陰様で、新築工事も実績として約30棟程建てさせていただき、大小リノベーション・リフォーム工事もご依頼いただけるようになり、本当にありがたいなぁと感謝しております。

それだけ責任のお重さは、昔に比べ大きくなりましたが、遣り甲斐も大きく日々トライ&エラーを繰り返しながら、「ちょっと無理してやってみよう!」を自身の合言葉に仕事をしています。

そんな折、有料老人ホーム建築の紹介をいただき、現在設計及び申請書類を作成しているところですが、今回平屋建て500㎡を超える木造住宅で、建築基準法でいうところの「特殊建築物」に該当するため、自身初めてになる「許容応力度計算」を行うことになりました。

許容応力度計算とは、「 小規模な建築物に用いられる構造計算の方法のこと。 建築物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの長期荷重、及び短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。」と定義されています。

普段、2階建て木造住宅を主戦場とする弊社としては異例の大きさで、許容応力度計算には無縁の領域でしたから、初めはお断りするつもりでしたが、①紹介ということと今後の先を見据えた②自身のスキルアップのため、お引き受けすることにしました。

住宅の5倍強の面積がありますから、1枚の作図にかなり時間を要しますし、法令集を引き確認しながらの作業が続いていますが、初めての事なので亀足のごとくの前進率で、日々少しずつ進んでいる状況です。

お盆までには書類を作成・提出したいと考えていますが、果たして間に合うのかどうか・・・